単結晶X線構造解析は低分子化合物の分子構造解析のための強力なツールです。 ただし、化合物の性状により容易に結晶化しにくいものに対しては適用ができませんでした。 結晶スポンジ法は、東京大学の藤田誠卓越教授のグループが開発した、試料そのものの結晶化を必要としない新しい構造解析手法です。 本手法により、既存分析法では明らかにできなかった天然物や精密化学品の分子構造を明らかにできる可能性があります。 なお、当社は藤田卓越教授の下で本手法の技術習得をし、東京大学および科学技術振興機構とライセンス契約を締結して事業を展開しております。多数の解析事例に裏打ちされた技術力にご期待ください。
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技術資料結晶スポンジ法を用いた化合物の構造解析[原理編]
技術資料結晶スポンジ法を用いた化合物の構造解析[測定事例編]
当社分析結果を用いて発表された論文をご紹介します。
【論文名】Determining the absolute configuration of vanitaracin A, an anti-hepatitis B virus agent. 【掲載誌】The Journal of Antibiotics, (75), 92-97 (2022). 【著 者】Shinji Kamisuki, Hisanobu Shibasaki, Koudai Ashikawa, Kazuki Kanno, Koichi Watashi, Fumio Sugawara, Kouji Kuramochi 【発行日】2022/1/16 【論文サイト】 https://www.nature.com/articles/s41429-021-00496-1 ※本リンクは発行雑誌社ページにリンクしております
【論文名】Biocatalyst collection and heterologous expression of sesquiterpene synthases from basidiomyceteous fungi: Discovery of a novel sesquiterpene hydrocarbon. 【掲載誌】Microbial Biotechnology, (00), 1-13 (2022). 【著 者】Natsuki Masunaga, Takuya Kitaoka, Hirofumi Ichinose 【発行日】2022/12/28 【論文サイト】 https://ami-journals.onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1111/1751-7915.14204 ※本リンクは発行雑誌社ページにリンクしております
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