13C-NMRによる各種ポリエチレン (PE) の
分岐構造解析

概要


13C-NMR により、ポリエチレンの分岐構造を定性的・定量的に解析することができる。ポリエチレンの分岐構造は、物性や加工性に大きな影響を与えるため、13C-NMR によりその特徴を把握することは、ポリエチレンの剛性や成形加工性などの諸物性の付与など材料の開発、改良に有用である。



各種低密度ポリエチレンの分岐構造の評価例


 LLDPE (直鎖状低密度ポリエチレン) コモノマーに由来する特定の長さの短鎖分岐を有する

mcanac

 LDPE (低密度ポリエチレン) 重合過程 (高圧法) で生じる種々の長さの分岐を数多く有する

mcanac
(500MHz NMR 装置、 超高感度プローブ、120℃で測定)

  • 分岐の種類を同定できる [Me( メチル)、Et、Pr( プロピル)、Bu、Am、Hex+]
  • 各シグナルの積分強度比より、1000 カーボンあたりの分岐数を定量できる
  • 重合条件や使用する触媒の違いによる分岐構造の差異を比較できる。また、物性が異なったサンプルやトラブル品と、通常品との構造の差異を比較できる



検索番号:1081




  •  分析メニュー・事例



お問合せ

《CONTACT》

分析についてのご相談などお気軽にお問合せください。
弊社担当営業よりご案内させて頂きます。
WEBからのお問合せはこちらから。


東日本営業グループ
TEL.03-6880-7695 FAX.03-6880-7696

〒104-0028  東京都中央区八重洲2-2-1 東京ミッドタウン八重洲  
八重洲セントラルタワー 17階


東海営業グループ
TEL.052-587-3617 FAX.052-587-3618

〒450-0003  愛知県名古屋市中村区名駅南1-24-30
(名古屋三井ビル本館)


西日本営業グループ
TEL.06-6446-2960 FAX.06-6446-2970

〒550-0004  大阪府大阪市西区靭本町1-11-7
(信濃橋三井ビル)


西日本営業グループ(岩国営業チーム)
TEL.0827-53-9190 FAX.0827-53-8894

〒740-0061  山口県玖珂郡和木町和木6-1-2


Copyright © MITSUI CHEMICAL ANALYSIS & CONSULTING SERVICE, INC. All Rights Reserved.