核磁気共鳴装置 (500、400、270 MHz)
NMR (Nuclear Magnetic Resonance Spectrometer)

原理


原子核はスピン核運動量に由来する磁気モーメントをもつ。静磁場の中に原子核をおくと、ゼーマン効果によりエネルギー準位に差が生じ、2I + 1 (I : スピン量子数) 個の値をとる。このエネルギー準位差に対応する周波数の共鳴現象を観測する。


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特長


  • 炭素数比がわかる

  • 水素数比がわかる

  • CH3、CH2、CH、Cが区別できる (DEPT法)

  • 測定核種:15N ~ 31P核

  • 測定温度範囲:-150 ~ 150 ℃

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