ウレタンの物性評価


ウレタンの種類


  • 軟質、硬質フォーム

  • 熱可塑性ウレタン

  • ウレタンエラストマー など

測定手法


  • パルスNMR (分子運動性)

  • 粘弾性 (物性の変化)

  • DSC (熱量変化)

  • 赤外吸収スペクトル (構造変化) など


ウレタンの特徴

主にソフト相とハード相の2相構造を形成し、多用な製品構造を有する。



解析例:軟質ウレタンフォーム


<パルスNMRによる分子運動性解析 : 存在量と運動性比較>

mcanac

パルスNMRの生データ

パルスNMRによる解析結果

・ハード成分量 : 18.8 %
・ソフト成分量 : 81.2 %
・ハードT2 : 19.5 μs
・ソフトT2 : 383 μs

T2 : 運動性が高いほど大きくなる

mcanac

ポリオールの分子量とT2の関係

ポリオールの分子量とT2の関係

・分子量とソフト成分の運動性の関連が得られる
・分子量とハード成分の相が安定性が調べられる
・反発物性等との関連性が得られる




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