概要
ポリプロピレン(PP)成形品の中にはポリマーの結晶が存在している。そして、このポリマーの結晶の量、質、サイズ、並び方などによって成形品の物性(耐熱性、強度など)が変化する。ポリマーの結晶に関する情報はX線構造解析によって得ることができ、材料開発やトラブル解決等に役立っている。
X線を利用したポリマーの構造変化の解析
- 高輝度X線、高感度検出器で測定できる弊社装置なら、短時間測定が可能
- 一般的な装置では不可能な加熱時、延伸時などの構造変化を解析することができる
DSC測定と同条件で昇温しながら測定することで、DSC測定時の構造変化がわかった