ゴムの劣化解析
分子運動性との相関 -パルスNMR-

概要


ゴムは劣化により柔軟性が低下し、圧縮永久ひずみ (CS) が大きくなる。パルスNMRでCSと分子運動性の相関を解析し、劣化度合い (寿命予測) の指標として用いることが可能である。



圧縮永久ひずみ (CS) とパルスNMRの分子運動性の相関


  1. 劣化条件に関わらずCSとパルスNMRの横緩和時間 (T2) と相関関係を確認

  2. CSとT2関係より、パルスNMRを測定することで、実際の経年使用品の寿命予測可能

  3. 残存の可塑剤量、膨潤度の測定を組み合わせることにより、CS低下の要因解析可能


   圧縮永久ひずみ (CS) とパルスNMRのT2値との相関   

mcanac

サンプル:実使用ゴムパッキン

mcanac

パルスNMRの利点 (CSとの比較)


  パルスNMR 圧縮永久ひずみ (CS)
サンプル形状 形状問わない 直径 29 mm、厚み 12.5 mm の円柱状
サンプル量 1 g -
測定時間 1分 以内 最短 24時間
評価対象 ゴム自体
(無機フィラー、発泡の影響除く)
添加物含む



検索番号:1041




  •  分析メニュー・事例



お問合せ

《CONTACT》

分析についてのご相談などお気軽にお問合せください。
弊社担当営業よりご案内させて頂きます。
WEBからのお問合せはこちらから。


東日本営業グループ
TEL.03-6880-7695 FAX.03-6880-7696

〒104-0028  東京都中央区八重洲2-2-1 東京ミッドタウン八重洲  
八重洲セントラルタワー 17階


東海営業グループ
TEL.052-587-3617 FAX.052-587-3618

〒450-0003  愛知県名古屋市中村区名駅南1-24-30
(名古屋三井ビル本館)


西日本営業グループ
TEL.06-6446-2960 FAX.06-6446-2970

〒550-0004  大阪府大阪市西区靭本町1-11-7
(信濃橋三井ビル)


西日本営業グループ(岩国営業チーム)
TEL.0827-53-9190 FAX.0827-53-8894

〒740-0061  山口県玖珂郡和木町和木6-1-2


Copyright © MITSUI CHEMICAL ANALYSIS & CONSULTING SERVICE, INC. All Rights Reserved.