添加剤の微分散状態評価
-nanoIRイメージング-

概要


nanoIR イメージングは 数百 nm の空間分解能を有する局所赤外イメージング法である。特定波長のIRレーザーを照射しながら試料を走査し、各点で生じた IR 吸収に伴う熱膨張を AFM の探針で検出することにより、走査面内の IR 吸収強度分布 (組成イメージ) を得る。AFM の原理を利用しているため、従来法 (顕微 IR) では困難だったサブ μm スケールで微分散した有機成分の状態を評価するのに適している。



試料


可塑剤を含浸させたポリスチレン板



分析事例 添加剤の分散状態評価


ポリスチレン板表面には可塑剤が存在、内部には認められない

mcanac




ポリスチレン板表面には可塑剤が存在、内部 (深さ 5 μm) には認められない



mcanac



可塑剤由来の吸収強度とその分布を色で表示した (左図) ポリスチレン板表面から 2 μm 程度まで可塑剤が侵入していること、表面に近いほど可塑剤濃度が高いこと、また偏在して分布していることがわかる。




検索番号:1052




  •  分析メニュー・事例



お問合せ

《CONTACT》

分析についてのご相談などお気軽にお問合せください。
弊社担当営業よりご案内させて頂きます。
WEBからのお問合せはこちらから。


東日本営業グループ
TEL.03-6880-7695 FAX.03-6880-7696

〒104-0028  東京都中央区八重洲2-2-1 東京ミッドタウン八重洲  
八重洲セントラルタワー 17階


東海営業グループ
TEL.052-587-3617 FAX.052-587-3618

〒450-0003  愛知県名古屋市中村区名駅南1-24-30
(名古屋三井ビル本館)


西日本営業グループ
TEL.06-6446-2960 FAX.06-6446-2970

〒550-0004  大阪府大阪市西区靭本町1-11-7
(信濃橋三井ビル)


西日本営業グループ(岩国営業チーム)
TEL.0827-53-9190 FAX.0827-53-8894

〒740-0061  山口県玖珂郡和木町和木6-1-2




Copyright © MITSUI CHEMICAL ANALYSIS & CONSULTING SERVICE, INC. All Rights Reserved.