核磁気共鳴(NMR)を用いてポリマーの主構造や末端基、部分構造などの解析を行っている。 とくに末端基は熱安定性,加水分解性,結晶性といった諸物性に影響を与えることから、その構造を解析することは非常に重要である。弊社ではNMRの各種手法を活用し、その微量構造を解析する。
理化学研究所との共同研究成果 Macromolecules 2016.49.5750-5754
Multiple WET-NMR法を用いて主鎖や溶媒由来の複数の巨大なNMR 信号を消去することにより、この信号に隠されていた微細構造の信号を高感度で観測することができる超微量な末端基や部分構造の詳細な解析が可能となった
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