キャピラリー電気泳動 (CE:Capillary Electrophoresis) は、分離分析法のひとつであり、主として水溶液中のイオン成分の分離分析に用いられる。
緩衝液を満たした中空フューズドシリカキャピラリー (内径 100 μm 以下) の一端から試料溶液を導入し、キャピラリーの両端に高電圧を印加する。キャピラリー管内では電気浸透流が生じ、荷電した成分は、電荷やイオン半径に基づく電気泳動移動度の差により分離される。(図1) 検出器には、紫外 - 可視吸光検出器を用いるが、無機イオンや有機イオン類の多くは紫外吸収を示さないため、紫外吸収のある成分を緩衝液に加え、紫外吸収のない成分が表れた時に吸光度が下がりマイナスピークとして検出されることを利用した間接吸光検出法を用いる。(図2)
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