シリコン系太陽電池パネルの故障解析

概要


太陽電池モジュールは過酷な屋外環境下で使用される中で、故障や不具合が発生する。
通常、強化ガラスの切り出しは困難であるが、当社では特殊な加工をすることで、強化ガラスにひび割れが入らない状態で故障・不具合箇所の断面を作製することができる。これを走査電子顕微鏡 (SEM) 観察することで不良要因・原因の特定が可能となる。



太陽電池パネルの断面観察


実体顕微鏡像
mcanac
特殊加工により強化ガラスであっても幅 2cm 程度の断面を作製することが可能


走査電子顕微鏡(SEM)像 上記実体顕微鏡像の囲い部分のSEM観察
mcanac

広域でSEM観察を行うことにより、例えば「セル/ハンダ」、「Cu/ハンダの各界面」、及び「ハンダ内のクラック」などにおける不良要因・原因が発見しやすい




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