概要
LiB負極材料を大気非暴露 (Ar雰囲気) で電子顕微鏡 (SEM) 観察することで試料の変質やふくれなどを防止し、サイクル試験前後や充放電前後での負極の形状変化などを評価することができる。
LiB観察の前処理フロー
- 大気中での負極材料の変質を防ぎ、本来の状態での観察が可能となる
- サンプル移送時には、雰囲気遮断ホルダーを使用
負極材表面 大気暴露前後におけるSEM観察
雰囲気遮断測定後、大気暴露しSEM観察を実施
負極材断面 大気暴露前後におけるSEM観察
大気に被爆したことにより、矢印に見られる様な試料の変質(折出物、ふくれなど)が生じている