複合材中のCNF分散状態評価 (2)
ミクロフィブリル構造


概要


CNFの最小繊維構造 (ミクロフィブリル) は 2~10 nm 程度であり、樹脂中に微分散すると判別が困難となる。独自開発の染色技術と電子顕微鏡観察技術を組み合わせることで、樹脂中にミクロフィブリル単位で分散したCNF観察が可能となった。ここでは 2種類の CNF観察事例について紹介する。



分析試料


柑橘類の中果皮および海藻よりCNFを抽出し、樹脂 (ポリエチレン:PE) と複合化した



TEM観察



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