絶縁耐力 (絶縁破壊電圧) 試験


概要


固体電気絶縁材料が電圧に耐え得る能力を示す絶縁破壊電圧(kV)、絶縁破壊の強さ(kV/s)、耐電圧を測定する。(ASTM D149、JIS C2110)

概略図


mcanac

試験片形状


試験片形状シート:
100 × 100 mm
0.5 ~ 3 tmm
n = 5

フィルム:
100 × 100 mm
30 ~ 500 μm
n = 5

試験種類


●短時間破壊法

電圧印加は原則として電圧を 0 から平均 10 ~ 20 秒で絶縁破壊が起こるような一定の速度で上昇させたときの破壊強さを求める


●段階破壊法

短時間破壊電圧法で得られた破壊電圧の 40 %の電圧を 20 秒印加し、規定に従って順次電圧を上げ 20 秒印加しても破壊されないもっとも高い電圧を求める


●耐電圧法

規定電圧を印加させ、規定時間保持し、破壊の有無を確認する


※1 : 高温測定は外注で対応




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