プラスチックの超促進耐候 (光) 性試験


概要


プラスチックの劣化促進試験に耐候 (光) 性試験がある。近年、材料のスクリーニングや短時間評価を目的として超促進型耐候 (光) 性試験の要求が増加している。



試験種類


  • 強エネキセノン (スーパーキセノン):標準キセノンの約3倍の照射強度 (at 300 ~ 400 nm)

  • メタルハライド:サンシャインカーボンアークの10倍以上の照射強度 (at 300 ~ 400 nm)

  • QUV (紫外線蛍光管):短波長領域にエネルギーが集中 (at 310 nm 付近)
    ※超促進耐候 (光) 性試験は太陽光下での劣化過程と異なる場合がある


超促進耐候 (光) 性試験装置仕様


項目 メタルハライド光源
耐候性試験
紫外線蛍光管光源
耐候性試験
高強度キセノン
耐候性試験
メーカー(機種) ダイプラウィンテス
(KU-R5NW)
Q-PANEL
(QUV/S)
スガ試験器
(SX75)
波長(nm) 270 ~ 450 270 ~ 400
(UVB313)
275 ~ 1200
照度(W / m2) 800 ~ 1000
(295 ~ 450 nm)
0.44 ~ 1.2
(310 nm)
48 ~ 180
(300 ~ 400 nm)
ブラックパネル温度
(℃)
30 ~ 85 (照射) 50 ~ 85 (照射)
40 ~ 60 (湿潤)
50 ~ 95
湿度 (%RH) 30 ~ 70、100 - 、95 40 ~ 60、95
降雨 (L / min) 0.1 有り (オプション) 0.48
光源からの距離 24 cm 小さい 29 cm
試料取付数(個) 1 (40 × 20 cm) 48 (7.5 × 15 cm) 48 (14 × 7 cm)
規格 JTM G01
(日本試験機工業会規格)
JIS D0205
ASTM G53
ISO 4892
JIS K7350
ASTM G155
ISO 105B06
※一般エネルギーでの規格


促進試験比較結果 (光沢保持率)


メタルハライド、サンシャイン、キセノン (一般) の促進性比較 (試料:ポリウレタン)

mcanac



検索番号:6i002




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