リチウムイオン二次電池は高容量化・高電圧化が求められており、電解液への負荷増大により劣化ガスが発生する。専用容器を開発し、膨れ試験後の試料について高感度のガス分析を可能とした。 バリア放電イオン化検出器(GC-BID)はH2、CO、CO2等の無機ガスをGC-TCDよりも数十倍程度高感度で検出し、無機ガスと同時に炭素数3までの有機ガスを高感度に検出できる。
■試料 ラミネートタイプ (例)電解質:LiPF6 溶媒:カーボネート系
■試験条件(例) 満充電80℃×2日
専用容器にラミネート内のガスを大気非暴露下で採取し、直接装置へ導入
同じ構成の電池でもガス発生量に個体差がみられた
・ GC-BIDによる測定から不明成分が検出された ・ GC/MSによって、不明成分の定性を試み、フルオロエタンと推定された
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