優れた電池性能を発揮するため、電極作製においてバインダーの分散情報は重要である。 異なる電極作成条件でのバインダー分散状態について、高感度 EDS を用いて断面観察および分布の数値解析を行った事例を紹介する。
SBR バインダーを染色し、SEM 反射電子像でバインダー (白色部) の分散性を評価した
サンプル A 低温乾燥 (45 ℃ → 55 ℃)
サンプル B 高温乾燥 (70 ℃ → 70 ℃)
高温乾燥では、セパレータ側にバインダーの偏在が見られた
電極をセパレータ側・中央部・集電箔側の3 か所のエリアに分け各エリアの検出強度を積算
➡バインダーの分布を数値化
エリア(赤破線部)選定イメージ
数値化によりバインダーの均一さ、偏在が明確化
高温による急速乾燥によりバインダーが偏在したと推定
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